有馬温泉で温泉湯治

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去年痛めた腰の調子が思わしくありません。
当初、3ヶ月で治ると医者に言われていたのですが、半年経って幾らかマシにはなったものの、まだ痛みます。
この時期、医者には湯治を勧められたのですが、何日も休むわけにもいかないし、そもそもそんな金ありません。

そこで、近場で気分だけでも味わおうと、有馬温泉に行ってきました。
本来なら有馬へはバイクで行くところですが、今日は悪天候だったので電車で行くことにしました。
「太閤の湯クーポン」という「太閤の湯」と神鉄乗り放題券がセットになったものが売られていて、新開地からだと2200円で行けるのです。

電車で有馬へ行くのは初めてだったのですが、新開地から有馬温泉駅まで40分もかかるのですね。
バイクだと30分なのでこの時間は非常にもどかしいのですが、まあ、寒くないし楽だし、たまにはこう言うのもイイと思いました。

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神鉄有馬温泉駅。
平日なので人はまばら。

駅から太閤の湯までは無料の送迎バスがあります。
10時開館に合わせて始発のバスに乗り、太閤の湯に到着。

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太閤の湯。
太閤秀吉が開いた温泉をイメージした温泉テーマパーク、だそうです。
実は太閤の湯が「有馬ヘルスセンター」だった頃、家族で何度か来たことがあります。
ずいぶん前なのでほとんど覚えてませんが。

フロントで券を渡して、館内着とタオルを受け取ったら、更衣室で着替え、風呂へ直行。
風呂はチェックアウトまで何度でも入れるので、休憩しながら繰り返し入ります。

有馬には銀泉という透明のラジウム泉と、金泉という含鉄ナトリウム塩化物泉の二種類の温泉があり、太閤の湯も両方が楽しめる訳ですが、金泉は湧出量が少ないらしく、内湯では金泉に銀泉をブレンドして「天下の湯」として使っています。露天の「太閤の岩風呂」では金泉を源泉掛け流しで使用しています。

露天では上記の太閤の岩風呂の他にいろいろな風呂があるのですが、私が気に入ったのは「ねねの遊び湯」という、銀泉に炭酸を添加して作った人工の炭酸泉で、これが非常に気持ちよく、体も温まりました。

風呂から上がったら「太閤・ねねのお休み処」という休憩所で休むのですが、これが良くない。
リクライニングソファと畳の間が用意されていてくつろげるのですが、ここに大きなテレビが設置されていて、この音がうるさくてちっともくつろげません。音楽とかならいいけど、バラエティとかドラマの「人の話し声」は非常に気になりました。

あと、館内は素足で移動するので、この時期は足が冷たくなります。室内履きのようなものを持参した方が良いかも。

二階(建物が法面に建っていて、入口が三階になります)はレストラン、フードコートとホールになっているのですが、このホールはヘルスセンター時代に大衆演劇などを上演していたところで、舞台はそのまま残ってました。畳敷きは全てテーブル席になってましたが。

ここで、昼食に黒田庄牛の牛丼を食べました。黒田庄牛というのは、トータス松本の出身地として有名な(有名か?)黒田庄町で生育した和牛で、神戸牛の種牛としても知られています。
一度食べたいと思ってたのですが、牛丼にしてしまうとうまいんだか何だか判りませんでした。いや、うまかったけど。

そんなこんなで、そこそこの出費で一日たっぷり遊べた一日でした。
湯治は?(忘れてました)

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